こんにちは!平野敦士カールです
今回は掲題の件について2009年に私が書いた本「頑張らないで成果を出す37の法則」を引用しながらご紹介します!
「今の日本は、豊かさや幸せを「お金」という軸だけで見ている嫌いがあります。
本来、幸せとはお金以外にも家族や健康、余暇などの価値観も合わさってつくられるものですが、成功すること=お金儲け=幸せという単純な方程式がいつの間にか出来上がってしまいました。」
アメリカ新自由主義が日本に広がってしまったからでしょう
「確かにお金は、生活をしていくためには必要なものです。しかし、それが一番価値のあるものだという認識がまかり通っている社会は、遅かれ早かれ破綻するでしょう。」
10年前に言ってたことが現実にならないことを祈ります
「社会貢献することが人々の尊敬をあつめる国
米国では、新しい形の企業評価として米経済誌フォーチュンの「米国で最も尊敬される企業」ランキングが重視されるようになっています。
ランキングは、米国の企業幹部や業界アナリストなど3700人以上を対象に行った調査を基に、「企業の社会的責任」や「企業資産の活用」「従業員の才能」「経営の質」など9つの基準で評価し、ただ利益を上げただけの企業は選出されません。9つの基準は以下の通りです
イノベーション
社員の管理
企業の資産活用
社会的責任
経営の質
財務健全性
長期投資の価値
製品/サービスの品質
グローバル競争力
米国では、高い利益を上げた企業や個人は、それに応じて寄付やボランティア活動などの社会貢献活動をしており、そのような人たちが尊敬を集めるのです。企業不祥事は許されません!
2019年は
1位Apple
2位 Amazon
3位 Berkshire Hathaway
4位 Walt Disney
5位 Starbucks
6位 Microsoft
7位 Alphabet
8位 Netflix
9位 JPMorgan Chase
10位 FedEx
でした。
マイクロ・ソフトの創業者ビル・ゲイツが財団をつくったり、(←いろいろ陰謀論もありますが(笑)) 著名な投資家ウォーレン・バフェットが慈善財団に莫大な資産を寄付をするように、米国では高い地位にある人や資産を持つ人たちが慈善活動をすることは珍しいことではありません。
現に、私がアメリカのシリコンバレーに出張で行ったときにも、高級住宅街に住むお年寄りが集まって地域のボランティ活動をしている姿をよく見かけました。
人から必要とされるということ
シリコンバレーのお年寄りもビル・ゲイツのような大富豪もお金は十分持っているのに、ボランティア活動や寄付をするというのは、お金では得られないものを求めているからです。
どんなに大金を持っていても、毎日一人でフランス料理を食べていてもおいしくはないでしょう。宗教的なバックボーンがあるとはいえ、儲けた大金を個人的な利益のためだけに消費するむなしいことを知っています。
大金を儲けたらそれをボランティア活動や寄付を通して最終的には社会に還元することで、人々から感謝され、人から必要とされることが生きがいになっています。
このことは、何もお金をたくさんもっている人たちだけに当てはまることではないのです。
自分ひとりだけで幸せになる、ということはありえません。世の中の人々全員に感謝されることをしなくても、自分の身の周りの人々のために、あるいはたった一人の人が幸せになれば、自分も幸せになれるはずです。
お金という軸を離れても幸せは手に入れられるのです」
そして成功者はその成功がまわりの人のお陰であることを認識しています
だからこそ すべてのものに「感謝」する気持ちを忘れてはならないのです
その気持ちがわからない人は 病気になったり破産したりしてはじめて気が付くのです
「今だけ カネだけ 自分だけ」の人は将来地位やカネが無くなったらだれからも相手にされない人間になってしまうでしょう
今の日本でもお金を配る人も出てきましたが(笑) お金が無くてもひとりひとりの個人が出来ることがあります
私は 経営学を100万人に届けたい!という想いを持っています
稼ぐ力を身に着けてもらうことができればそれはお金を配ることと同等以上の価値ではないかと思ったからです
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平野拝
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