経験価値マーケティング Experiential Marketing
人は自分のニーズを満たすために買うのではなく、感情や情緒で買っている!
「経験価値マーケティング」とは、1999年に、コロンビア大学ビジネススクール教授のバーンド・H・シュミットが提唱したマーケティングの考え方です。「経験価値(Customer Experience)」とは、製品やサービスの利用経験によって得られる感動や喜び、満足感といった心理的・感覚的価値のことです。消費者は、自分のニーズを充足させるために消費活動をおこなっているとされています。しかし、「経験価値マーケティング」では、自分たちの感覚をときめかせて、感情を動かし、心を刺激するような「経験価値」が、消費活動を左右すると考え、そうしたマーケティングが必要だとしています。