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配当性向 Payout Ratio
配当性向とは、当期純利益のうち、株主の配当に回した割合。
配当金支払額÷当期純利益×100で算出できます。
配当原資には、当期純利益だけではなく資本余剰金も使えます。
また、配当回数に制限はありません。年に2回配当する企業もあれば、四半期ごとに配当を出す企業もあります。
1年間に支払った配当金の合計額が配当金支払額です。
配当金を払い過ぎれば内部留保が薄くなり、投資ができなくなります。
逆に内部留保を厚くすれば株主軽視だと思われます。
利益が出ていないのに資本余剰金を取り崩して配当に回すのは本末転倒です。
一般に歴史が長い企業は内部留保がすでに厚いので配当性向を高くできます。
それに対してベンチャー企業は投資意欲が活発なので配当性向は低く、株価の上昇によって投資家に報います。
上場企業の配当性向の平均は3割弱。企業の中には配当性向の目標を発表しているところもあります。
配当性向(%) = 配当金支払額 ÷ 当期利益(当期純利益) × 100
または
配当性向(%) = 1株当たり配当額 ÷ 1株当たり当期純利益 × 100
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