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株価収益率(PER)Price Earnings Ratio
株価収益率は、1株当たりの利益に対して現在の株価は何倍かを表しており、その株価が割安か割高かを判断する際に使われます。
株価収益率は時価総額÷純利益、あるいは、株価÷一株当たりの利益(EPS)で算出できます。
1株当たりの利益は、税引き後の利益を発行済株式数(発行済株式総数-自己株式数)で割ることで算出します。
たとえば、A社の株価が800円で、一株当たりの利益が100円ならPERは8倍になります。
仮にライバルのB社のPERが15倍だとすれば、A社の妥当な株価は1500円かもしれません。
すると現状の800円は非常に割安で買い時だと判断することができます。
このように、PERを同業他社、同業者の平均、その会社の過去のPERなどと比較して割高か割安かを判断する時に利用されます。
しかし、PERの適正基準はないですし、土地などを売却して収益を得れば一時的にPERが下がります。
PERだけで判断せず、他の指標と組み合わせて判断することが重要です。
株価収益率=時価総額÷純利益
株価収益率=株価÷一株当たりの利益
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